あまり聞いたことがないけど行った方がよい、ガーデニングでの中耕と土寄せ、土増しについて
ガーデニングで植物を育てていると、色々なお世話が必要になってきますよね。
そんな中で、あまり聞きなじみがないかもしれませんが、行った方が植物にとってよい作業、中耕(ちゅうこう)、土寄せ、増し土(ましつち)についてご紹介したいと思います。
中耕や土寄せ、増し土はどんな時に行うの?
中耕をするタイミングは、種まきから間引きを行った時や、水やりをした際中々土に水がしみ込んでいかなくなった状態が確認できたら行うようにします。
また、中耕を行う際に追肥して肥料を混ぜ合わせるようにすると、肥料の吸収が良くなり、さらに植物の根の成長を促すことができます。
中耕とは、植物の生育途中で固くなってしまった土を柔らかくほぐし、通気性を改善する目的で行います。
植物を植え付けた当初は、土も柔らかくほぐされていた土も、水やりなどで段々と固くなっていき、通気性や水はけが悪くなってしまいます。
土がそのような状態になってしまった場合、通気性が悪くなり植物の根が呼吸できなくなって、根の生長が悪くなってしまいます。
そのような状態になるのを避ける為、株の周辺の土を軽くほぐし空気を入れる作業を行うようにすると植物の生長がよくなります。
中耕を行うことにより、土に細かいヒビが入り、膠着状態の根の伸びが再び活発になります。
また、雑草が生えるのを防ぐ作用もあります。
土を耕す際は、スコップや熊手、割りばしなどで土をつつき、ほぐすようにします。
中耕とセットで行う、土寄せについて
土寄せは、中耕を行った後に行うようにします。
中耕を行い土を柔らかくほぐした後、水やりなどで株元が掘れたり、株が倒れてしまったりしないように、耕した土を株元に寄せる作業です。
また、植物の根が地上に露出して根が乾燥したり、変色するのを防ぐ効果もあります。
土寄せした後、株元に土が少ない場合は増し土を
植物の株元をよく観察し、植物の根が露出している状態の時は増し土作業が必要です。
土寄せを行ってもまだ土が少ない場合も、増し土を行うようにします。
そのような時は、新しい土を株元に増し土して、株が安定するようにします。
増し土を行うことにより、根が伸びる空間が増え、株をより大きく生長させることができます。
特に鉢植え栽培では、土の量が少なく、水やりで土が流れてしまいやすいので注意しましょう。
あまり聞きなれない、中耕、土寄せ、増し土作業ですが、これを行うことで植物がよく育ちますので、それほど難しい作業ではありませんので、ぜひ行ってみてください。
中耕、土寄せ、増し土を行って、充実したガーデニングライフを送ってみませんか?
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