苗を上手に育てるテクニック
せっかく手に入れたお気に入りの苗、どうせなら上手に育てたいですよね。
苗を植え付ける際に、行うとよいテクニックについてご紹介したいと思います。
活力剤を使用する
微量要素やビタミン類を含んだ、植物活力剤に根鉢を浸してから植え付けるとその後の植物の生長がよくなります。
一般的には、原液を水で希釈して使用します。
根の伸長を促したり、植え替え時のダメージの回復、軽減する効果があります。
植え替え時よく利用される植物活力剤には、「ネメデール」「リキダス」などがあります。
活力剤については、こちらで詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
根鉢のサークリングを崩す
苗をポットから取り出したら、根鉢のサークリングをかき取るようにします。
そうすることにより、根詰まりが解消され、新たな根が伸長し、植物の地上部の生育が促されます。
サークリングができていなくても、鉢底の根鉢は、根が下を向くように軽く広げるようにしておきます。
根鉢のサークリングの処理については、こちらでも紹介していますので参考にしてください。
支柱で苗を固定する
苗を植え付けたら、支えとして支柱などで苗を固定してやります。
植え付けたばかりでは、根もしっかりとは張っていないので、風であおられることもありますので、しっかりと固定してやります。
支柱を使用する際は、支柱などを斜めにしっかり立てて固定し、風で苗がぐらつくのを防いでやります。
植え付けた際には、土を軽く押さえ根と土を密着させる
植え付けたら、手で地面を軽く押さえてから、水やりをするようにします。
そうすることで、土と根がしっかりと密着するようになります。
苗もぐらつかず、活着が早まってくれます。
植え付け後数日は、半日陰、風に当てない、肥料を与えない
植え付けた後数日は、半日陰で管理し、肥料は与えず、風にも当てないようにしてやりましょう。
日向におくと、葉からの蒸発が多くなり、根からの水分の給水量が足りなくなり、
植物が萎れてしまうかもしれないからです。
また、風にあたることも同じように蒸散量が増える原因になりますし、風により苗をぐらつかせてしまうこともあります。
風に当てないために、フレームを利用して保護することも有効です。
植え付けた後は、根も傷がついていたり、切れていたりしますので、根腐れを防ぐためにも、しばらく肥料は与えないようにしましょう。
以上のような方法で、どれか一つ、もしくは組み合わせて試してみて、植物を元気に育ててガーデニングを楽しんでみてくださいね。
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