ハンギングバスケット用の鉢(吊り鉢、壁掛け鉢、ワイヤーバスケット)

ガーデニング豆知識

ハンギングバスケット用の鉢の種類

 

吊り鉢

アイビーポトスなどのつる性の植物や、下に垂れ下がる植物に向いた鉢です。

プラスチック、素焼き、紙製、木製など色々な素材のものがあります。

選ぶ際には、できるだけ軽い素材、割れにくい材質のものを選ぶようにするとよいでしょう。

地面に直置きするものに比べると、吊り下げ鉢は風通しがよいので、土が乾きやすくなります。バーミキュライトなどを加えて保水性を高めてもよいでしょう。

多湿を嫌うゼラニウムなどの植物には向いているのですが、乾燥に弱い植物には向いていません。

水やりをする際には、一度鉢を下ろしてから、たっぷりと与えるようにします。

吊り下げ直すのは、鉢底からしたたる水が切れてからにしましょう。

できるだけ視線より下に飾り、上からの目線で楽しむとよいでしょう。

 

 

壁掛け鉢

壁に掛けられるように、半円形やスクエア型をした鉢です。

スリットが入り、そのスリットから植物をのぞかせるように植え付けることのできる、プラスチックの鉢なども人気でよく使用されています。

 

 

 

門扉や塀回りでよく見られますが、人通りの多いフェンスやベランダの手すりの外側などは、落下する危険性も考慮して使用するようにしましょう。

また、耐荷重の問題もありますので、なるべく軽い素材のものを選ぶようにし、土もハンギング用などの軽いものを使用するようにします。

この壁掛け鉢も、アイビーポトスなどのつる性植物や下に垂れ下がる植物に向いています。

 

 

ワイヤーバスケット

ワイヤーで円形や半形などでかたどった中に、水苔やヤシの実の繊維、ウレタンシート、シュロ皮などを敷き、その上に土を入れて植物を植えこむようにします。

側面など、ワイヤーの隙間から植物を植えこむこともできるため、ボールのような形になり、花を立体的に飾ることができます。

吊り鉢、壁掛け鉢よりさらに乾燥しやすく、朝夕の水やりは欠かせません。

ワイヤーバスケットに似合う植物も、アイビーポトスなどのつる性植物や下に垂れ下がる植物です。

 

 

 

植物をハンギングすると、立体的に飾ることができるので華やかになりますよ。

あなたも、お気に入りの植物をハンギングして楽しんでみませんか?

 

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