ガーデニングを成功させるための、良い苗の選び方とは

ガーデニング豆知識

「苗半作」という言葉を聞いたことはありませんか?

その植物が育って、よい花を咲かせるかどうか、実りのある収穫が得られるかは、大半は苗で決まります。

人では、三歳までの育て方がその人のその後の人生を大きく左右するといわれるのと同じです。

しっかりとした苗を作っておけば、あとの成果でよいものを得ることができます。

種が芽をだした後、しっかりと根を伸ばし、養水分を十分に吸収することが重要です。

苗に勢いがあれば、寒さや暑さ、乾燥や湿潤などの環境の変化にも対応することができ、病害虫にも負けない植物になります。

健康な苗でなければ、病害虫への抵抗力もなく、罹病してしまいます。

弱い苗は、その後手入れをしっかりとしていても、元気な苗にはかないません。

いずれにしても、スタートの元気な苗を選んで植え付けるということは、とても大切なことです。

 

よい苗、悪い苗の見分け方

良い苗、悪い苗を見分けるには、いくつかの留意点があります。

病気に罹っていないか、葉色の緑色が濃いか薄いか、苗が徒長していないかどうかなどです。

苗の養成段階できちんと施肥され、日光に当てられていれば、葉色は濃い緑色をしています。

葉色が悪い場合は、窒素肥料が切れていたり、のような微量要素が欠けている場合があります。

また温度管理がきちんとされて、風通しも図られ、日光によく当てられていれば、苗が徒長することはありません。

野菜苗や花苗の小さなものでは、子葉がしっかりとついているかどうかも、苗を見分ける参考になります。

よい苗では、遅くまで子葉が落下せずついています。

子葉が落下するということは、苗の管理が十分ではなく、肥料切れを起こしている可能性も考えられます。

よい苗とは、葉色がよく、がっしりとして、病害虫がついていない苗を選ぶようにすると、その後の管理がとても楽になります。

 

 

よい苗を選ぶことができれば、ガーデニングのよいスタートを切ることができます。

あなたも、好みの植物の、よい苗を選らんでガーデニングを楽しんでみませんか?

 

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