カラーリーフとして寄せ植え、グランドカバーにも利用できるティントクローバーの育て方

観葉植物、多肉植物、花木

普通のクローバーとは葉色の違うティントクローバー

どこにでも見かけることができる、クローバー。とっても丈夫な雑草ですよね。

わざわざ育てようと思う方は少ないかもしれません。

でも、園芸種として普通とは違う色を持つ品種として、ティントクローバーは最近人気があります。

とても育てやすく、丈夫で、寄せ植えなどにカラーリーフとして利用すると素敵です。

あなたも、色々な種類のあるティントクローバーを育ててみませんか?

 

 

ティントクローバーの土について

市販の培養土を利用するのが簡単です。

 

ティントクローバーの肥料について

地植えの場合は、ほとんど肥料は必要ありませんが、鉢植えの場合は、4~6月、9~10月の生育期に、液体肥料を月に1回程度与えるようにします。

丈夫であまり肥料を必要としませんので、多肥な環境では徒長し株姿が乱れますので、与えすぎには注意します。

 

 

ティントクローバーの日当たりについて

日光を好むので、日当たりのよい場所で管理するようにします。

ただし、真夏の暑さは苦手ですので、遮光してやるようにします。

強い西日があたらない場所が理想的です。

 

 

 

 

ティントクローバーの水やりについて

地植えなら、水やりの必要はありませんが、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと、鉢底から水が流れ出るまで水を与えるようにします

冬はやや乾燥気味に育てるようにします。

 

 

ティントクローバーの切り戻しについて

ティントクローバーは、春暖かくなってくると徒長しやすくなります。

また、多肥な環境でも徒長しやすい傾向にありますので、徒長気味と感じた場合は切り戻しを行ってやると株姿を美しく保つことができます。

丈夫ですぐに新しい芽が上がってきますので、切り戻す際には思い切って根元近くから切り戻してやりましょう。

一時期は丸裸のような状態になりますが、数日でまた新しい葉が展開して茂ってきますので心配はいりません。

 

 

 

ティントクローバーを育てる温度について

ティントクローバーは耐寒性がありますので、そのまま戸外で冬越しが可能です。

霜にあたると葉が痛むので、ベランダは霜よけができますのでよい環境です。

寒さには強いのですが、最低気温がー5℃を下回るほど寒い場合は、室内に取り込んでやるようにします。

また、暑さには少し弱いので、真夏は直射日光が当たらない場所か、遮光して管理するようにします。

 

 

ティントクローバーを増やすには株分けを

ティントクローバーは、茎が地面を這いながら横に広がり生長します。

ティントクローバーを増やす場合は、株分けが一般的な方法です。

ティントクローバーは根詰まりを起こしやすいので、1年に1回程度植え替えるか、株分けを行うとよいでしょう。

株分けの適期は、4月、10月頃です。

植え付けの際には、根を乾燥させないように注意します

根が伸びている茎があれば、茎を切り取り植え付けるか、もしくは掘り上げた株を丁寧に手で割って植え付けます。

どちらの場合も、花がついている場合は取り除くようにします。

 

 

ティントクローバーの病害虫について

ハダニ、アブラムシが発生する場合があります。

見つけ次第駆除すれば、被害は最小限で防げます。

ハダニは水に弱いので、葉水をしてやると予防になります。

なによりの予防は、健康な株に育てることです。

 

 

色々な葉色がある、ティントクローバー、ティントシリーズ。

あなたも、その美しい葉色を寄せ植えなどで楽しんでみませんか?

とっても丈夫で、よく増え、育てるのも簡単なのでおすすめですよ。

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