初心者でも育てやすい、ポトスの栽培方法、誘引、剪定について

観葉植物、多肉植物、花木

ポトスの育て方

ハート型の葉が可愛らしいポトス。

寒さには弱いのですが、それに注意すればとても育てやすい植物です。

ポトスはソロモン諸島やインドネシアなど高温多雨な地域原産の、サトイモ科のつる性多年草の植物です。

光沢のある葉に黄色の斑が入るポトスは、学名であるEpipremmum aureumのaureumは「黄金色」を意味し、同じように和名でも「黄金葛(オウゴンカズラ)」と呼ばれています。

現在はポトスという名前で一般的には流通していますが、属するサトイモ科ポトス属から俗称のようにポトスと呼ばれ、そのまま定着したようです。

黄緑色や緑、斑入りなど種類も豊富で、初心者にもおすすめの植物ですので、あなたもポトスを育ててみませんか?

 

ポトスの土について

市販の培養土でも大丈夫です。

水はけのよい、肥沃な土に植え付けをします。

自作する場合は、赤玉土7、腐葉土2、たい肥1の割合で混ぜ合わせます。

 

ポトスの肥料について

生育期が春から秋になりますので、その間、緩効性肥料を2か月に1回、もしくは液体肥料を10日に1回程度与えるようにします。

 

 

ポトスの日当たりについて

春から秋の生育期には、半日陰に置きます。

冬は日光によく当てます。室内の暗い場所など、日光の弱すぎる場所で管理をしていると、斑が消えてしまったりしますので注意します。

耐寒性がありませんので、春から秋に戸外で育てていた株は室内に取り込むようにしますが、レースのカーテン越しなど、光のあたる場所に置いてやるようにします。

ただし、あまり窓際に近すぎると寒さで枯れてしまうこともありますので注意しましょう。

室内で育てていた株を、春に戸外に出す際は、急に強い光に当てるのではなく、徐々に当てるようにしましょう。

 

ポトスの水やりについて

生育期の春から秋は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらいたっぷりと水を与えます

冬は乾燥気味に管理して、根腐れしないよう注意します。

多湿を好む植物ですので、年間を通してこまめに葉水を与えるようにします。

乾燥するとハダニが発生しやすいので、葉水を与えることは重要です。

 

 

ポトスを育てる温度について

耐寒性がありませんので、戸外での越冬は難しいので、冬季は室内で管理するようにします。

10度を下回ると枯れてしまいますので、注意しましょう。

 

ポトスの病害虫について

乾燥している場合、ハダニなどの害虫が発生しやすいので、葉水を与えるように注意します。

また、春から秋の高温多湿な時期に炭素病にかかりやすいので、水やりのし過ぎに注意し、健康な株に育てることで発生を予防します。

 

ポトスのつるの誘引について

ポトスはつるを上に伸ばすと葉が大きくなります。

伸びすぎたつるを下に誘引すると、葉が大きくなることを防ぎ、株の姿を美しく保つことができます。

 

ポトスの剪定について

5~6月頃に伸びすぎたつるを切り詰めるようにします。

切ったつるは、さし芽で増やすことができます。

また花瓶にさしておけばお部屋の彩りにもなりますし、しばらく置けば根が出てきますので、それを植え付ければ増やすこともできます。

 

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