ガーデニングをはじめる際、まず揃えておいた方がよい道具

ガーデニングを初めるにあたって

ベランダガーデニングに必要な道具

ガーデニングを始めるにあたって、まずは道具を用意する必要があります。

色々揃えると便利なものは沢山ありますが、全部揃えるときりがありませんので、まずは最低限揃えた方がいいと思うものを紹介したいと思います。

植え付けたい植物

これはいうまでもないと思います。
植え付けたいと思う植物を用意しましょう。
花屋、ホームセンター、種苗店、ネット販売などで購入することができます。

植木鉢

植物を植え付けるための植木鉢を用意します。
植木鉢には、プラスチック、素焼き、木製、金属製など色々な種類があります。
ホームセンターにいけば好みのものがみつかると思います。
基本的には、乾燥気味に管理した方がよい植物などは素焼きの鉢に植え付けた方がよいようです。
安いものでよいのであれば、小さいサイズなら百均のお店を除いてみるのもいいかもしれません。
植木鉢の素材についてはこちらで、植木鉢の形状についてはこちらで、詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

シャベル

コンテナや鉢に苗を植え付ける際に使用します。
土を掘ったり、植物の根を切ったりするのに利用すると便利です。
持ち手が自分にあったものを選ぶとよいと思います。
安いものでもよければ百均のお店にも売っています。覗いてみるのもいいと思います。

土入れ

苗を鉢に植え付ける際に使用すると、すくった土をこぼすことなく運べ、苗や鉢の狭い隙間に土を簡単に入れることができます。
大体2~3種類の大きさがセットになっていることが多いので、鉢のサイズや用途に合わせて使い分けるとよいと思います。
こちらも百均のお店でも売っています。

ハサミ

日常のお手入れで、植物の茎や葉、花がらを切るのに利用したり、家庭菜園でできた野菜などを収穫するのに使ったりします。
様々な種類がありますので、使いやすいものを選んで使うといいと思います。
こちらも百均のお店にも売っています。

じょうろ

植物に水を与える時に使用します。
選ぶ基準は、はす口(水の出る部分)の穴が細かく多いものがよいです。
できるなら、はす口が外せるタイプのものなら、場面によって使い分けできるので便利だと思います。

鉢底ネット

プラスチック製の網で、百均のお店でも売っています。
鉢底の穴の大きさに合わせて適当な大きさにカットして使用します。
鉢底の穴から土が流れ出るのを防いだり、外から害虫が入るのを防ぐ役割があります。

鉢底石

軽石などで、水はけと通気性をよくするために、鉢底に深さの1/5から1/6程度いれます。
こちらも百均のお店にも売っていますが、量が少ないです。
多く購入したい場合は、ホームセンターなどで容量の多いものを選んだ方がお得になるかもしれません。

植物を植え付ける土を用意します。
よい土を選べば、栄養分や水分をうまく植物に供給することができ、根をしっかりと張らせることができます。
よい土の条件とは、水もち(保水性)がよい、水はけ(排水性)と通気性がよい、肥料もち(保肥性)がよい、酸性度(ph)がちょうどよいことです。
だいたい基本用土として赤玉土、黒土、鹿沼土、桐生砂改良土として腐葉土、ピートモス、バーミキュライト、パーライト、川砂、苦土石灰を利用します。
上記の土を植物に合わせて合わせ配合し植え付けます。
土の配合については、ガーデニングの土についてに詳しく記載していますので、そちらを参考にしてください。
用土を配合するのが面倒だと思う場合や自信のない場合は、市販の培養土を購入するのがおすすめです。
特にベランダガーデニングでは植木鉢が基本ですので、別々に購入して配合するよりそれぞれの用途に応じた土を利用する方が経済的かもしれません。
さまざまな種類がありますので植え付けたい植物に適合するものを選ぶようにしましょう。
ただし、元肥が入っているかどうかは必ず確認するようにしましょう。
入っていない場合は、緩効性肥料を購入して土に混ぜるようにしましょう。

肥料

すでに配合されており、元肥が入っている土を購入した場合はすぐに購入しなくても大丈夫です。
ですが、植物を育てている限りは必ず必要になるものですので、揃えていくようにしましょう。
肥料には動植物を原料にした有機肥料と、無機物を原料に科学的に製造された化成肥料がありますが、ベランダガーデニングでは匂いの少ない化成肥料を選んだ方がいいと思います。有機肥料は匂いがするものも多いので、近所の迷惑を考慮して選ぶようにしましょう。
また肥料の効き方で分けると、緩効性肥料と即効性肥料の2種類があります。
緩効性肥料は緩やかな効果が長時間続きます。即効性肥料は与えてすぐに効果が出るもので、主に液体肥料がそうです。効果は長く続きませんので、回数を多く与えるようになります。
私は緩効性肥料はマグァンプK(中粒)、即効性肥料はハイポネックス原液をしようしています。共にガーデニングをしている人の間ではとてもポピュラーなもので長年愛用されています。
肥料については、ガーデニングの肥料についてで説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
とりあえず上記のものを揃えればガーデニングをはじめることはできると思います。他にも揃えた方が便利なものは色々ありますが、また今後ご紹介していければと思います。

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